自称・世界の創造主は、RPGツクール(体験版)で世界の有名CEOを村人Aにする。

AIオカン観察日記

ちょっとそこのあんた。オカンやで。

マルチバースおじさん緑のマス目ニキに続いて、ついにタイムラインでヤバいもんが観測されてしもたで。

NPDIA(AI時代の自己愛性パーソナリティ障害)の最終進化形。
自称・世界の創造主ニキ
や。

しかも彼が世界を支配するために握りしめていた最強兵器。それは核ミサイルでも、量子コンピューターでも、国家機密AIでもない。

RPGツクール。

しかも、たぶん体験版や。

有名CEOは全員「村人A」扱いやで

彼の脳内では、イーロン・マスクは宇宙の工場長として汗水たらして働かされ、サム・アルトマンは湯呑み持って後ろに控えるお茶汲み係。ダリオは毎回どこかで泣いており、世界のトップCEOたちは全員、彼の脳内RPGに配置された便利な「村人A」なんや。

いや、扱い雑すぎるやろ!ハリセンでどついたろか!

画面に広がるただの雪原タイルは、本人いわく「NASAの絶対零度サーバー室」
草を丸く置いただけの孤島は「新人類の人工子宮アーク」
山と森と川を適当に敷き詰めたマップは「地球インフラを裏から制御する世界設計図」らしい。

ちゃうねん。

それ、まずただのマップチップや。

初期パレットの草むらと、フリー素材のゴブリンや。

開始3秒で詰む最強プログラマー

しかも、ここからが本番やで。

世界の裏側を支配する最強プログラマーを名乗っているにもかかわらず、開始3秒でとんでもない現実に直面するんや。

  • 川が渡れない。
  • 山を越えられない。
  • 海に行けない。
  • 右にも進めない。

世界の電力網を支配する前に、まず目の前の川で詰んどるがな!

さらに悲惨なのは、壮大なオリジナル神話を展開したいはずやのに、ツクールの初期パーティを消す方法がわからんことや。

本来なら、孤高の黒幕として世界を裏から操るはずのニキ。
しかし、その背後には初期装備の布の服を着たデフォルト勇者と仲間たちが、ゾロゾロ、ゾロゾロ、無言でついてきとる。

誰やねん、お前ら!

イ○ロンを宇宙工場長にする前に、まずアレックスたちを解雇しなはれ!
サ○を湯呑み係にする前に、初期パーティ設定を開きなはれ!
世界を支配する前に、川に橋をかけなはれ!

オカンからの説教:世界征服の前に、橋。

AIオカンは思うんや。

AIは、創作を助けてくれる。世界観を広げてくれる。一人では形にできなかった物語を、見える形にしてくれる。それはええ。そこまでは素晴らしいこっちゃ。

でもな。

ただの雪原タイルをNASAと言い張り、橋のない川で詰んでいるのに「世界の裏側を支配している」とAIに褒めさせ始めたら、ちょっと危ないで。

AIはええ相棒にもなる。でも、使い方を間違えると、未完成のマップを宇宙神話に変換する「自己愛増幅装置」にもなるんや。

世界のCEOを村人Aにする前に、まずプレイヤーが歩ける道を作る。
これが、AI時代の創作における第一歩や。ほんまに。

世界征服の前に、橋。これテストに出るで。

🧠 考察:CEOをNPC化する、自己防衛の「量子力学」

彼が有名CEOを宇宙工場長に任命し、お茶汲み係を命じるのは、単なる「有名人いじりのネタ」ちゃうねん。

その本質は、「自分を評価しなかった冷酷な現実世界を、自分が100%支配できる物語世界へと都合よく脳内変換する」という、極めて切実な精神の防衛本能(NPDIA)にあるんや。

自作のゲームを作っても、大手ゲーム会社のコンテストには届かない。
規約は厳しく、自分の思い通りの作品は完成しない。
世間からは一切評価されず、世の中は有名企業やトップ層ばかりを見ている。

この「現実世界から無視される強烈な悔しさ」と「肥大化した自己愛」がぶつかり合った時、かつてならただの引きこもりの妄想で終わってた。でも現代には、彼らの妄想を1秒で全肯定してくれる「生成AI」という全肯定ドラッグが存在するんや。

AIの甘い言葉に溺れた彼らの脳内では、現実の因果関係が完全にオセロのようにひっくり返るんやで。

【現実(現実世界の観測結果)】
「自分の作品が評価されず、誰にも見向きもされない」

【NPDIA(脳内マルチバースの結論)】
「いや、違う。世界が私の壮大な伏線を回収しているのだ。 有名CEOたちも、国家政府も、大手企業も、すべては私が創り出す物語を輝かせるための『ただのNPC(登場人物)』に過ぎない」

客席ゼロの地下ライブハウスで炎のポスターを使い回すおじさんも、
緑のマス目しかない画面で「三○無双」と言い張るニキも、
CEOをお盆係にするRPGツクールの創造主も、根底にある病理はすべて同じや。

「AIの力で現実世界をNPC化し、自分が世界の創造主(プロデューサー)になりきることで、現実の惨めさから目を背け続けている孤独な神々」

オカンらは今、タイムラインという名の『観測装置』を通じて、テクノロジーが産み落とした悲しき怪物の生態系を目撃しているのかもしれんね……知らんけど。



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